「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚ドラマシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が公開されたということで、改めてベスト・ドラマ・イン・マイ・ライフ(個人的世界一のドラマ)の魅力を紹介したいと思い、筆を取りました。
今まで「ペーパーハウス」、「ストレンジャー・シングス」、「プリズンブレイク」など数々の名作ドラマを観てきましたが、「ゲーム・オブ・スローンズ」がガチのマジでダントツのNo.1です。
前半はネタバレなしで後半は好きなシリーズやシーンをネタバレありで紹介していきます。
ゲーム・オブ・スローンズとはどんなドラマか
原作 | ジョージ・R・R・マーティン |
製作総指揮 | デヴィッド・ベニオフ |
役名 | キャスト |
---|---|
ジョン・スノウ | キット・ハリントン |
デナーリス・ターガリエン | エミリア・クラーク |
サーセイ・ラニスター | レナ・ヘディ |
ティリオン・ラニスター | ピーター・ティンクレイジ |
ジェイミー・ラニスター | ニコライ・コスター=ワルドゥ |
サンサ・スターク | ソフィア・ターナー |
アリア・スターク | メイジー・ウィリアムズ |
ロブ・スターク | リチャード・マッデン |
「ゲーム・オブ・スローンズを観ていない人は日本人か朝鮮人ぐらい」という言われるほど世界中で人気のドラマであり、放送時は世界で最もツイートされたドラマシリーズとしても知られています。
また、イギリスやアメリカではカリーシ(デナーリスの別名)やアリアという名前を付けられた新生児が急増するほどの影響を及ぼしました。
全8シーズン73エピソードと数ある海外ドラマの中でも屈指の上映時間の長さを誇りますが、確実にそれに見合う価値がある作品だと思っています。
ゲーム・オブ・スローンズの魅力と特徴
*本当に少しだけネタバレ入ります。ほとんど内容には触れていないので未視聴の方でも問題ないとは思います。
おっぱいと首ハネとドラゴン
いわゆるエログロなドラマではあるのでそういったのを受け付けない人には厳しいかもしれません。
シーズン1のエピソード1から女性は脱ぎまくるし、首は飛びまくります。
ただ、女優陣が全員きれいなので我々男性視聴者にとってはめちゃくちゃうれしいでしょう。
個人的にワイルド・スピードを観てから好きになったNathalie Emmanuellが脱いだのにはびっくりして腰が抜けました。
首が飛ぶシーンも戦のリアルさを追求していると考えると必須なものなのかなと。
登場人物の苦悩と成長
登場人物たちの苦悩と成長こそが「ゲーム・オブ・スローンズ」の一番の魅力。前述のエログロもこの最大の魅力があるからこそそこまで気になりません。
とにかく主要人物たち(敵も味方も)が悲惨な目にあったり、激しい怒りを感じる中でその人物たちが選んだ分野で成長を遂げていきます。
ただ、シーズンが進むにつれてどんどん主要人物が死んでいくので成長を見守りたいと期待していた推しキャラが早々に退場してしまうというショックに見舞われしまうかもしれません…
このドラマは本当に「えっ、お前が死ぬん?」てやつがどんどん死んでいくので一話たりとも油断できないのです。
最後に主要人物が集合するアベンジャーズ感
「ゲーム・オブ・スローンズ」は群像劇なのでとにかく数多くの人物たちが様々な場所で各々の試練や戦いを繰り広げます。
同時並行で物語が進んでいくのですが、最終的に全てが繋がり合い、メンバーと物語が一つに収束する時、あなたは確実に絶頂を迎えるはず。
その興奮度合いは初期「Avengers」のレベルではなく「Avengers: Endgame」のソレ。
テーマ曲でブチ上がる身体になる
基本的に各エピソードの始めに流れるテーマ曲ですが、物語のクライマックスや興奮するパートに差し掛かるといつも流れ始め、鳥肌を強制的に起こしてきます。
この「ターラー、タララー、ラー、ラララーッタララッターララッターララー♪」が個人的にAvengersのテーマ曲と並んで「歌詞のない好きな音楽・イン・マイ・ライフ」でトップに君臨しています。
爽快な復讐劇
そして個人的に一番スカッとするのが復讐シーン。
応援しているキャラが本当に想像を絶する苦痛や怒りを受けるのですが、それを乗り越え、成長し、最後に倍返しにする復讐劇がもうたまらんのです。
感情を大きく揺さぶられると人間はそのモノや人を好きになってしまうようですが、私も「ゲーム・オブ・スローンズ」に振り回されまくって好きになってしまったようです。
楽しむために乗り越えなければいけない試練
シーズン1を我慢して乗り越える
もしかしたらシーズン1の半分ぐらいまでは話の概要や登場人物の多さと人間関係がわからず苦痛に感じるかもしれません。
私個人としてはシーズン1エピソード4ぐらいから面白くて止まらなくなった記憶があります。
シーズン1を乗り越えるとあらかた登場人物の顔が頭に入ると思うので、それ以降は以下の相関関係図などを逐一観ながら観ていくと混乱せずに楽しめるかなと思います。
登場人物と勢力の把握する
この相関図の使い方としてはドラマを観る中で「この人何家のなんの人だっけ」となった時に確認する感じです。
キングダムのように勢力が分散していてどこが勝つかわからない戦国時代感が俺らの魂をくすぐります。
イライラする登場人物への怒りをギリギリまで抑える
弱ぇくせに権力だけで偉そうにしてるヤツとか普通に人として最悪な父親とか、フラフラしてる八方美人の女とか色々ムカつくやつが出てきますが、そういった人物たちは最終的に悲惨な結末を迎えるので安心して視聴を続けると良いでしょう。
因果応報、盛者必衰の理を痛感させてくれる人生の教科書です。
ゲーム・オブ・スローンズの個人的おすすめシーズン
以下ガッツリネタバレが入ります。
シーズン4
アリアの初復讐、作品史上一番ヘイトを集めた男の退場、トラウマものの決闘、ティリオンへの様々な苦難、そしてナイツウォッチと野人の戦い。
普通に面白かったドラマから史上最高のドラマへと一段駆け上がったシーズンだったと思います。
今思い返してもティリオン関連の話は絶望、期待、絶望、感動とむちゃくちゃに感情を揺さぶられます。
シーズン6
個人的に今も思い出すゲーム・オブ・スローンズ史上最高のシーンがアリアのフレイ家への復讐です。
成長して完全に覚醒したアリアが一人でフレイ家を壊滅させ、近くの女の子に「Tell them winter came for house Frey」て言ったシーンは気持ち良すぎて息ができなくなりました。
シーズン8
なんといってもゾンビ軍たちとの戦争終結エピソードとなる「長き夜」。
フレイ家への復讐に続いてアリアのめちゃくちゃカッコイイ一撃で戦争を終わらせたシーンは誰に聞いてもゲーム・オブ・スローンズ史上TOP5に入るはず。
普通に主要キャラの一角として扱われていたアリアがネヴィル・ボトムばりのトドメの一撃を任されたので作中でもアリアはジョン・スノウなんかよりもめちゃくちゃ優遇されたキャラですよね。
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンのためのコンディション調整法
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を観る前に「ゲーム・オブ・スローンズ」をもう一周してから臨もうかなと考えています。
ハンターハンターと同じで最新作を最高のコンディションで挑むためにはその数巻前、数十巻前から読み直す必要がありますからね。
ゲースロもう一周はハンターハンター全巻以上にハードルの高いコンディション調整法ですが、U-NEXTの登録時期と照らし合わせて挑戦しようかなと思っています。
ゲースロファンはこのスピンオフを大切に時間をかけて、愛を持って視聴していきましょう。
「ゲーム・オブ・スローンズ」を観れるAmazon Primeと、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を観れるU-NEXTはそれぞれのリンクから登録可能です。
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