前半はエビデンス0の偏見です。
ただ人生計画の立て方だけを読みたいという方はまずは人生の軸を考えるからご覧ください。
大学生の内に人生計画を立てておくべき理由
なんのために大学にいるのか、就活、将来について漠然とした不安を持ちつつも適当にバイトしたり、サークルに行ったりして大学生活を過ごす。
これが普通の大学生。日本人口の80%を占めます。
こういった人々は運が上振れれば家庭を持ち、子どもとマイホームのローンのために定年まで仕事を続けるという世間一般でいう普通の幸せ(これを幸福度70%とする)を手にします。
運が下振れれば、嫌な仕事、帰りたくない家庭でストレスまみれの生き埋め生活を送ります。(普通に生活できているのでこれを幸福度10%とする)
こういった人の中でも稀に仕事で覚醒したり、投資の才能が爆発したりしてすごい人になる、もしくはちょうど良い楽しい仕事、素敵な家族に恵まれ、幸福度100%に到達する人がいるけれどもこれは全体の1%程度。
ほとんどの幸福度100%に到達できる人は「自分はどうなりたいのか」、「何を手に入れたいのか」、「何が好きなのか」人生の軸となるものを大学生のうちに確立しています。
運が下振れる確率と上振れても幸福度70%にしか到達できない現実を考えると、確実に大学生のうちに人生計画を立て、人生の軸となるものを見つけておいた方が良いでしょう。
社会人になってからだと人生計画を立てづらい理由
個人的な経験から大きく2つ理由があると思います。
時間の制約とストレスが多い
大学生(文系)の時には多くても9時 〜 17時程度がMAXの拘束時間だったと思います。
さらに授業といっても出席してるだけで友達と話してたら終わるようなものもあるわけです。
もちろん土日祝日は休みだし、プラスして1ヶ月以上の長い夏休みと2ヶ月以上の春休みがあります。
それが社会人になるとどうでしょう。
平日の拘束時間は昼休憩を含めると固定で9時間。もちろん友達とくっちゃべってられるような時間はその時間には含まれておらず、さらに日本企業は残業がデフォルト。
毎日10時間ぐらいが仕事に消えていきます。ストレスも授業とは比にならないほどのものなので帰ったら何もやる気が起きません。大体Youtubeを1時間ほど観て自由時間を消失。すぐに寝ないと明日の仕事に響きます。
休日は平日のストレスを解消するために飲みに行ったり、ダラダラ過ごしてお金も時間も浪費します。
長期休暇は会社によりますが、大体多くて10日、平均して5日程度。
こんな時間をゆっくり取れず、ストレスが多い中で人生計画について考えることは不可能と言って良いでしょう。
こういう社会人が全体の80%を占めています。
人類の普遍的な機能である現状維持モードが働く
人間は基本的に変化を拒み、今の状態をあえて変えようとはしない生き物です。
さらに日本人は同族意識が強いので全体の80%が同じ生活をしていたら自分もそれで良いと思ってしまいます。
「みんなこういう生活をしているからしょうがない。世の中はそういうものだ。」と自分を納得させるんですね。
こういって泥沼にハマり、このストレスにも慣れ、幸福度10%で人生を終えていきます。
まずは人生の軸を考える
まず初めにやるべきことは実現可能性を無視して理想の生活を思い浮かべること。
これがいわゆる人生の軸です。これさえ決まれば人生の進む方向が定まります。
自分自身、何にも考えていなかった大学2年生の半ばにぼんやりと
- 海外で暮らしたい
- 映画を死ぬほど観たい
- マーゴット・ロビーみたいな綺麗な白人美女と結婚したい
と強く思い始めてから初めて人生が流れていくのではなく、自分でコントロールして前に進んで行くという感覚を味わいました。
自分の場合は「映画を多く観ていたこと」と「YoutubeやSNSで自由に生きている人に憧れたこと」この二つがきっかけで前述のぼんやりとした自分の理想の生活を見つけることができました。
大学3年生から現在までこの理想の生活に少しでも近づくために毎日を過ごしています。
もし、何にもやりたいことがないという人でも自分のこんなくだらない理想の人生を見ればなんか思いつくんじゃないでしょうか。
ホリエモンもよくこの手の話題になると「絶対誰しもやりたいことはあるはず。堀北真希と結婚できるんだったらしたいでしょ?それを実現するための方法を考えるんだよ」的なことを言っています。
計画作成の4ステップ
軸が決まれば次は計画を立てます。この4ステップをこなせば着実に「ああ毎日俺は夢に向かって突き進んでいる…」という実感を得られます。
- 何が必要かざっくり分ける
- 分けた項目について調査する
- 分けた項目ごとにざっくり1年の目標を決める
- その目標に向かってできる1日のトレーニングに分解する
具体的に見ていきましょう。
①何が必要かざっくり分ける: 必要日数1日
本当にざっくり行っちゃいましょう。
自分の場合であれば「海外で暮らしたい」「マーゴット・ロビーみたいな綺麗な白人美女と結婚したい」という軸があったので『英語』と海外で舐められない『筋肉』が必要になります。
そこで「マーゴット・ロビーみたいなハイクラスな美人と結婚するには女性関係だけでなく、めちゃくちゃ色んな人生経験積んで人間的に深くならないと無理だな」と思ったので「世界中を旅して色んな女の子と仲良くなる」という目標が出てきました。
こうなってくると必要になるのが旅しながらでも金を稼げるスキル「『プログラミング』や!」となります。
これでざっくり必要なことが決まりました。この場合は、
- 『英語』
- 『筋肉』
- 『プログラミング』
です。
②分けた項目について調査する: 必要日数1週間
次はこの『英語』『筋肉』『プログラミング』について少し調べます。
- 単語帳は何がベストなのだろうか?そもそも勉強すれば外国人と会話できるのか?
- 筋トレ初心者は何のメニューをこなせば良いのか?プロテインはどれを選ぶべき?
- プロゲートのどのコースからやるべき?エンジニアとコーダーって何が違うん?
などなど入門する際の疑問を一つ一つ潰していきます。ここで重要なのが1日単位でできることを理解しておくことです。
例えば英語なら、筋トレなら「ベンチプレスを10回3セットやるといいんだな」とか「プログラミングはプロゲートのHTMLコースから触り始めるといいんだな」って感じです。
この参考書が良い!とかこのプログラミング言語を勉強する!とかだとざっくりすぎて行動まで移せません。結局調査も無駄に終わります。
③分けた項目ごとにざっくり1年の目標を立てる: 必要日数1週間
ざっと調べたら何となくそれぞれのやるべきことがわかってくるのでその勢いで1年の目標を立てます。
例えばこんな感じ。
- 英語: 外国人の彼女を作る
- 筋トレ: ベンチプレス 100kg挙げる
- プログラミング: オリジナルサービスをリリースする
④その目標に向かってできる明日からできるトレーニングを決める: 必要日数3日
最後に③で決めた目標を達成するために必要な明日からできるトレーニングを決めます。
- 英語: Hello Talkで1日5人外国人の女の子にメッセージして英語を使う
- 筋トレ: ベンチプレス30kgを10回3セット行う
- プログラミング: プロゲートのHTMLコースの初級編をクリアする
毎日繰り返せるものは繰り返して、ちょくちょく②の調査も挟んで、トレーニングをブラッシュアップしていけばもはや不安とかがいつの間にか消えているはず。
まとめ
- 社会人になる前に人生計画を立てておかないと地獄の社畜から抜け出せないかも
- 実現可能性とか考えずにまずは最高の生活を想像する
- そこに至るために必要な要素を分解して毎日の行動に落としこむ
大学の4年間は思ったより短いんで一日でも早く人生の軸を見つけて、人生計画を立て、毎日一歩ずつ目標に向かって積み重ねていくことをおすすめします。リスクなんてものはやっていくうちに考えていけばいいと思います。
大学生のうちから動いておけば上位20%ですからね。(多分)
と色々語ってきましたがこんな記事読むより、人生計画についてはLIFE SHIFTさえ読んでおけば平気なとこあります。
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