仕事を辞め、ニートの生活になると起床時間が9 ~ 10時と怠惰なリズムになってしまったので、睡眠から生活を改善しようと睡眠アプリ「Sleep Cycle」をインストールしてみました。
結論、このアプリだけで生活習慣が改善されるとは思いませんが、睡眠と起床へのモチベーションが高くなるのでやや生活が改善されるという結果に。
以下Sleep Cycleと使ってみた個人的な感想について紹介していきます。
Sleep Cycleの概要
運営会社 | Sleep Cycle |
CEO | Carljohan Hederoth |
本社 | Gothenburg(ヨーテボリ) |
創立年度 | 2008年 |
種類 | 非上場企業 |
本社をスウェーデンのヨーテボリに置く、非上場のスタートアップ企業ですね。社員数も50人ほどと少数精鋭でやっているようです。
2019年時点で全世界で3740万人のユーザーによってダウンロードされ、43.8億時間(50万年分)の睡眠が記録されており、睡眠アプリでは世界一と言っても良いのではないでしょうか。
また、1日の時間の使い方を可視化してくれる「Life Cycle」という姉妹アプリも開発しています。(私はこちらも利用しています)
Sleep Cycleの基本的な使い方
英語設定にしているので日本語じゃない点についてはお許しを。
使い方はめちゃくちゃ簡単で目覚まし時間を決めて、[Start]ボタンを押すだけ。あとは勝手に睡眠を追跡して記録してくれます。
睡眠導入と目覚まし機能 – 睡眠が浅い時間を検知してアラームをかけてくれる
最初の画面で目覚まし時間を30分の間隔で決められます。
睡眠が浅い時間を検知してアラームをかけてくれるみたいですが、そんな時間に起きてもめちゃくちゃ眠い俺はどういう身体構造?
アラーム音はピーピーピーうるさいものではなく、神秘的な音や自然音など自分好みの心地よいサウンドを選べるのでご安心を。
また画面上のSleep aidを押すと、睡眠導入音声が流れます。(全部英語)
睡眠の記録 – 記録がたまると睡眠アドバイスをくれる
In bed: ベッドに入っている時間
Asleep: 本当に寝ている時間
Quality: AsleepをIn bedで割った数値
ですね。つまり、
睡眠の質(Quality) = ベッドに入っている時間(In bed) / 本当に寝ている時間(Asleep)
と計算しているようです。睡眠の記録はスマホのマイクを通して行われるようで、いびきや咳も録音され、後で再生できるようになっています。(再生は有料版のみ)
また、マイクでの睡眠判定についてですが、色々考えて寝れない全く音を立てていない時でも起きている判定になっていたので、個人的に結構精度は高いのかなと思っています。
たまにくれるちょっとしたアドバイスも中々面白いのでもっと記録してやろうという気になるはず。
睡眠のグラフ化と詳しいデータ
さらに画面をスクロースすると色々具体的な数値が表示されています。
Regularity: 規則性
Asleep after: ベッドについてから本当に眠るまでの時間
Went to bed: ベッドについた時間
Woke up: 起きた時間
Snore: いびきをかいていた時間
Sleep goal: 睡眠の質が規定値を超えたか
Steps: その日歩いた歩数
睡眠に関する全てのデータが記録されているっぽいのでなんかプログラム書いてNotionのデイリーページに自動で記入されるようにしたいですね。
APIあるのかな。めんどくさいのでやらないですが、やったことがあるかた方いたら教えてください。
無料版と有料版の違い
無料版でできること
- 独自技術による睡眠の分析と記録
- 睡眠時間の詳細な統計データと日々の睡眠サイクルの記録
- 厳選されたアラーム用メロディ
- 起床時間をカスタマイズ可能(最大90分の範囲で設定可能)
プレミアム機能(有料版)でできること: 4300円 / 年
- 長期間にわたる睡眠の傾向分析
- 世界の統計データと自分の睡眠時間データとの比較
- いびきの分析
- 睡眠トラックデータのオンラインバックアップ(クラウドへの保存)
- 睡眠トラックデータのExcelなどへのエクスポート
引用: Sleep Cycle: スマートアラーム目覚まし時計
年4300円とAmazon Prime並みに安いのでプレミアム版にして一生睡眠を記録してもらうのもありですね。
私はとりあえずニートなので今は無料版で我慢しときます。
個人的なSleep Cycleを使ってみた感想
早く寝ようというモチベーションが高まる
最初に睡眠時間を指定するので、毎日夜に「もうすぐ寝る時間ですよ♡」という通知が来ます。
これが結構効果的で、いくらYoutubeを見ていても、いくらNotionをいじっていても、いくらA○を観ていようと「やべ、寝ないと」という気持ちにさせてくれるのです。
また、睡眠時間が安定していなかったり、ベッドに入るのが遅いとその分、睡眠の質︎(Quality)の数値が下がってしまうので下げまいとするモチベーションも働きます。
以下私のSleep Cycleを使う前と使っている時の就寝時間の変化です。
Sleep Cycleを使う前 | Sleep Cycleを使っている2週間 |
---|---|
1 ~ 2時半就寝 | 11時半 ~ 1時就寝 |
1時間も就寝時間が早まりました。
早く起きようというモチベーションも高まる
同じ原理で早く起きないとSleep Goalを達成できないので頑張って起きようとするようになります。
基本的に早く寝れば早く起きれるので、やはり「記録されている」ということと、「就寝時間の通知がくる」ということが結局は早く起きることにつながっているのです。
以下私のSleep Cycleを使う前と使っている時の起床時間の変化です
Sleep Cycleを使う前 | Sleep Cycleを使っている2週間 |
---|---|
9 ~ 10時半起床 | 7時半 ~ 9時起床 |
起床時間も1時間以上早まっています。
総じて睡眠へのモチベーションと質が高まる
こんな感じで睡眠に関してはSleep Cycleを使っとけばええ。というほどなんでもやってくれるアプリでした。
やっぱり規則正しい生活を送れているとメリハリができて、一日を気持ちよく過ごせるのでいいですね。
ぜひみなさんも使ってみてください。
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