スキルがなくて将来への不安に襲われても自分を安心させてくれる唯一の材料が英語。
自分の英語力は別に大したことはなく、流暢には話せないし、TOEICもおそらく700点レベルだとは思うけど、必要になったら英語で調べたいことを検索できるし、寂しくなったらアプリで無限にマッチする外国人とチャットできる。
まさしく英語は自分の可能性、世界を拡張してくれるツールであり、英語なしとありの生活ではまるで見えてる景色が違うといえると思う。
TOEIC900点を持っていても人生が変わらない人は多い
以前の職場の同僚にTOEIC900点を持っている方がいて、彼女は英語を全く使わないWebデザイナーとして入社してきた。しかしながら、結局仕事の難易度が原因で1ヶ月と少しで辞めてしまった。(会社と彼女どちらにも問題があるとは思う)
彼女は以前ワーキングホリデーに行っていて、帰国した後にTOEIC900点を取得したらしいが、外資で受付をやった後、英語を使う職業でもない、Webデザイナーになったとのこと。現在は何しているかわからない。
大体の人にとってはTOEIC900点だけを取ってもこんな感じになってしまうのではないかと思う。大企業に勤めていれば、海外プロジェクトにアサインされるかもしれないし、昇給するかもしれないし、就活でやや有利になるかもしれない。
けど言ってしまえば劇的に何かが変わるわけではない。
普通をプラスにすることはモチベーションが上がりにくい
TOEIC300点台から900点台に上げるには約1500時間ほどかかると言われてる。平日毎日2時間、土日合わせて5時間勉強すると考えても月60時間。2年と1ヶ月かかる計算に。
もちろんモチベーションの浮き沈みや理解のスピードも異なるはずなのでより遅くなる可能性もある。現に周りの友人、父親なんかをみてると頑張って時間を捻出して英語を勉強しているのに全く身についていない。
「欲望は成長のためのエネルギー」と言っていたなんかのマンガがあったけど、今の生活に概ね満足してしまっているほとんどの人は昇進や給料アップ、就活ぐらいじゃ頑張れないんだと思う。
では何をモチベーションに英語を学習するのか。
英語を身につけることで拡張できる可能性
日本人は英語を使える人が少ないので英語単体でどうこうしようと考えがちだけど、英語や語学は自分が持つ武器にレバレッジをかける時に真の力を発揮すると思う。
他の人より秀でていると思うものであれば武器は何でもいい。もちろんプログラミングやマーケティングなどビジネススキルもそうだし、ゲームやスポーツなどの趣味もより楽しめるはず。
やはり英語(外国語)は自分の世界を広げるツールとして利用するのが正しい使い方なのである。

個人的に英語が理解できることで他の人より得できたことを4つ紹介していく。
インプットする情報を拡張する
何か調べ物をする際に英語情報を読めるとかなり情報量が増える。
例えば、web3関連の情報は日本のプロジェクトでさえ、基本的に英語でホワイトペーパーやTwitterで発信されているから英語ができないとまず話にならない。
また、プログラミングに関してもほとんどの言語やフレームワークの開発者は英語圏の人であり、ドキュメントも英語で書かれているので比較的新しい言語やフレームワークを習得しようとすると英語を読めることが必須になる。
他にも海外のSNSマーケティング情報やGoogleの検索エンジンのアップデートなども英語で情報収集した方が早く取得できたり、そもそも日本語で発信されることがないこともある。
グローバル規模のビジネス情報は英語がデフォルトということ。
ビジネスで勝負できる市場を拡張する
前述した情報収集においてもビジネスでは大きな差が生じるけれど、実際にビジネスを行うことになった場合は英語(外国語)ができないと市場が日本だけに限定される。
人口減少だとか未来がないと言われがちな今後の日本しか市場に選べないのはかなり厳しいと言わざるを得ない。
自分自身海外向けのYoutubeチャンネルを立ち上げ、2022年11月より本格始動する予定だけど、最近のインフルエンサー系の動画を見てみるとタイトルを英語にしているのが多い。
中身は変えずにタイトルだけ英語にしているのであからさまに海外市場を狙っているのが見受けられる。
日本を市場にすれば天井は1億ユーザーだけど、世界を市場にすれば天井は15億ユーザーになる。(ネイティブ、第二言語として英語を使用している人の数)
趣味で交流できる人を拡張する
ゲームやスポーツ、マンガやアニメなど趣味がある方は英語ができると海外のオタクとも交流することが可能になる。
自分はNBAやマンガが好きなのだが、カナダへワーホリに行っていた時にはこれらに詳しかったから仲良くなれたと言っても過言ではない。
彼らのオタク度は「俺、ワンピース全巻持ってるぜ!」どころはないので帰国して以降色んなマンガを読むようにして再び彼らに会った時に成長した姿を見せれるように日々マンガを読み漁っている。
もちろん海外ゲーマーやアスリートのインタビュー、現地の評価など英語を理解できることで楽しめることも増えるので人生を楽しむという観点からも英語は最高のツールと言えるはず。
恋愛市場を拡張する
前述したように世界には15億人の英語話者がおり、英語を習得すれば世界中の5人に1人と意思疎通できる計算になる。
もう少しインパクトのある言い方をすると日本人だけとしか恋愛しない場合の15倍のチャンスが生まれる。
これを聞いてしまったモテない男は英語を身につけざるを得ないでしょう。
自分自身20歳までほとんど恋愛経験はなかったものの、留学に行って英語を使えるようになってからは「自信」と「穴場の恋愛市場を見つける力」が副次的に身に付き、習得後の5年間で異性に飢えることは無くなった。
これを読んでいるモテない30代以内の方は一旦ワーキングホリデーなりを利用して海外に行くことを検討してほしい。
必ず恋愛に対するソリューションが見つかるはず。
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